白鳥は哀しからずや空の青海のあをにも染まずただよふ
若山牧水
この歌をご存知でしょうか。
おそらく教科書に載っていて知った方も多いはずです。
若山牧水は大正時代に活躍した近代短歌を代表する歌人の一人。
その牧水の生まれた宮崎県日向市にて毎年8月に「牧水・短歌甲子園」が行われています。
今年で12回目となるこの大会は、全国の高校から予選を勝ち抜いた12チーム(1チーム3名)がトーナメント戦で優勝校を争うという、まさに甲子園。
作品だけでなくディベートもおこなわれ、まさに白熱した戦いとなります。
前回と前々回はコロナの感染拡大によりオンライン開催となりましたが。3年ぶりにリアルでの開催となりました。
前回のblogで紹介した笹公人先生が審査員をされています。
僕も日向市に観戦に行っていました。
優勝したのは宮崎県立宮崎西高校。
高校生の詠む短歌はどれもみずみずしく大変刺激になりました。
そして、宮崎県特産のへべす。
観戦後に食べたうどんBar「おだや」さんのへべすうどんは想像以上の美味しさでした。
宿泊したのは海沿いのホテル。
朝起きるとあいにくの雨降りでしたが、海にはサーファーさんたちの姿が。
大御神社に参拝をして岐路に。
日向市、本当にいいところで毎年訪れることになりそうです。