8月6日(土)に東京から講師の笹公人先生(今年度のNHK短歌選者)を森の8カテンのある倉敷市児島にお招きし、短歌の吟行ワークショップを行いました。
参加者は23名。
小学生の子供と一緒に参加してくれた人もいます。
まずは笹先生による短歌講習。
短歌の基本、作り方から、和歌から現代短歌にいたる歴史、秀歌鑑賞、短歌の穴埋めクイズ、など盛りだくさんの内容を分かりやすく解説いただきます。
その後に児島駅前から出ている瀬戸大橋周遊観光船に乗って、瀬戸内の海の風景を見ながら実際に各自、歌を詠んでみることに(吟行)。
参加者一同で会場から徒歩7分程度の観光船のりばへ向かいます。
いざ、観光船に。
瀬戸大橋の周りを40分程度のクルーズ。
素晴らしい景色に囲まれてはいますが、宿題の短歌実作に頭を悩ませませています。
再び会場へと戻り、それぞれに詠んだ短歌の発表会。
笹先生から1首づつ丁寧に講評をいただきました。
初心者の方もたくさんいらっしゃいましたが、素敵なお歌だらけで盛会になりました。
参加者全員で同じ船に乗り、同じ景色を同じ時間観ていても、見えている風景はこんなにも違うんだと再確認。 そこが短歌の醍醐味かもしれませんね。
僕にとっては見慣れた風景ですが、みんなの歌を読んでいると新たな発見がたくさんありました。
終了後は、そのまま有志で懇親会へ。
地元のお魚料理を楽しみました。
翌日はプチ観光も。
県外から参加いただいた方も多くいらっしゃり嬉しいかぎりです。
毎年来たい、との声もいただきました。
来年の企画もしてみますね。