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NHK短歌「ペット」

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毎週日曜日の6時からEテレで放送されている「NHK短歌」。

毎週テーマが決められたテーマで視聴者から短歌を募集していて、選者の先生がその中から9首を入選歌として放送の中で発表します。

先週の放送で僕の短歌を入選で取り上げていただけたのです。

事前に入選のご連絡をいただいていたので、早起きをしてドキドキしながら観ました。

テーマは「ペット」。司会は稲森也美さん、ゲストはハナコの秋山さんでした。

 

しろがねのシェーバーにチロと名をつける近ごろチロは機嫌がわるい

 

こちらの歌です。

秋山さんからは「(使っている)モノに名前をつけるとますます愛着がわいてくるのわかるな~」とのコメントを、選者の大森静佳先生からは「動きがわるくなっていたのを、機嫌がわるいと表現しているのがコミカルで良い」とのコメントをいただきました。

今はいないのですが、昔に犬を飼っていました。犬って口の周りをペロペロとなめてきませんか?シェーバーで髭を剃っているときにそのことを思い出して詠みました。

もちろんシェーバーに名前をつけてはいませんよ(笑)

でも、もしそんな人がいたら面白いなと思います。

放送後は短歌のお仲間さんたちから、多くのお祝いの言葉をいただきました。

僕のつくる短歌は何故か「変わってる」と言われることが多いのですが、今回も「ペット」のお題でシェーバーの歌をつくる人はなかなかいない、と結構の人に言われました。言われてみると、確かにそうかもしれません。本人は意外と自然にやってるのですが。

後、せっかくなので細かいことを言いますと、短歌の「5・7・5・7・7」はそれぞれ「初句・二句・三句・四句・結句」と数えます。
この歌は各句の頭の文字がsi、si、ti、ti、kiとなっていて母音の「i」で音を合わせています。
「しろがね」「チロ」「ちかごろ」と韻をふんでみました。

自画自賛で失礼いたしました(汗)

 

 

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2021年10月20日  by rolca_story_admin

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