森の8カテンも春の陽気が差し込んできています。
今年に入って出会ったある大学生から薦められたのが短歌。
5 7 5 7 7 の短歌です。
短歌というと高尚な難しいイメージがあったのですが、今の短歌はかなり自由で面白いことになっています。
俵万智さんがサラダ記念日で社会現象を起こしたのが30年以上前。
「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日
この短歌当時は衝撃的だったんですね。
若い人の中には、知らない人もいるのかも。
それからの短歌はこんなことになっていたとは。
その大学生にお薦めされたのが、穂村弘さんと笹井宏之さん。
たとえば穂村さんのこんな歌。
体温計くわえて窓に額つけ「ゆひら」とさわぐ雪のことかよ
「雪だ」って言いたかったのね。体温計くわえてるので「ゆひら」になっちゃたのね。
家族のほのぼのとした情景が浮かんでくるよう。
そんな短歌ワールドに魅了されているこの頃です。
こちらは今年の1月、森の8カテンの雪景色。
ゆひら
短歌には歌会や結社などのコミュニティーがあり、ツイッターなども含め、ちょっとした盛り上がりを見せつつあります。
その辺の話はまた、いつかの機会で。