山形ブラヤモリの3回目。
最初の回でお話したGEAです。
# 12 山形 GEA 「ブラヤモリ」
佐藤繊維さんの元工場だった場所をリノベーションしてつくったショップがGEA。
この建物はもともと酒蔵だったそうで、そこを工場にしました。
と、僕は理解していました。
が、実際はそうではありませんでした。
使われていなかった酒蔵の建物を移築して工場をつくったそうです。
なぜ?
それには、こんな話がありました。
佐藤繊維さんの先々代社長が倉敷に行った時のこと、蔵を改装して工場にしていた倉敷紡績さんを見学して刺激を受け、山形に帰るなり早速この計画に着手したそうです。
倉敷と、こんなご縁があったとは。
GEA
これが、その建物。
酒蔵から工場、そしてショップへと、長い歴史を包み込んできた建物には独特の貫録があります。
元工場をリノベーションしてオリジナルとセレクトの洋服、雑貨にイタリア料理のお店。
これだけ聞くと「森の8カテン」と同じですよね。
ランチはここのイタリアンで食べました。
地元の食材を贅沢に使った料理はさすがに美味しい。
パスタだけでなくカレーもあります。
レジ周りには山形産蜂蜜など地元の食品を中心にセレクトされた商品が並んでいます。
このあたりも「森の8カテン」同じ。
そして、雑貨や本のセレクトもあります。
隣の建物に入ると、雰囲気は変わって洋服が並んでいます。
1階がインポートを中心としたセレクトの洋服。
そして、2階は佐藤繊維さんのオリジナルのブランドの展開になっています。
ウォッシャブルウールのニットを買っちゃいました。
rolcaでも展開している糸ですけど、メンズは無いんですよね~。
1階の中央には古い紡績の機械がディスプレーされていて、その上に洋服が並びます。
店内のディスプレーも素敵です。
紡績機や織機、ミシンの音などが音楽とともに店内にながれていて重厚な空気。
大人な空間になっています。
今回の1泊2日の山形出張は、とにかく最初から最後まで刺激を受けまくり。
佐藤繊維さんの先々代社長が、倉敷で受けた刺激を山形に持ち帰り形にしたように、山形から倉敷に帰って形にしていけたらと思っています。
良いご縁をつないでいきたいです。
感謝、感謝、感謝の山形でした。