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#20 ブラヤモリ 島根

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「あっあー、アンパンマンやさしいきみは。」

4歳の息子が口ずさんでいる「アンパンマンのマーチ」はこう続く。

「なにがキミのシアワセ、なにをしてよろこぶ。わからないままオワル、そんなのはイヤだ。」

かくして彼は産まれてわずか4年にして、このもっとも崇高なる哲学的な問いをアンパンマンから受け取ることになる。 あっあー。

そんな大問題を解決することが出来たなら、さりげなく周りのみんなに伝えてみるのもカッコイイ大人的態度かもしれませんよね。

自然にそんなことをしている人たちが住んでいる場所があります。

僕たちは人に何かを頼むときに「なになにしてくれたら助かります。」とか「嬉しいです。」とか言いますよね。

「そうしてくれたら喜びます。」

島根の方はそう言います。これ方言ですね。

はじめて聞いたときはナンダカかわいらしい感じがしましたが、これってカッコイイ大人的態度だと確信をしております。

そんな、大人かっこいい島根県にブラヤモリしてみました。

#20  ブラヤモリ 島根

朝から車に乗り込み、男女8人の日帰り弾丸ツアーの始まりです。

倉敷からは高速自動車道で2時間半くらいかかり松江に到着。

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まずは昼食。

腹ごしらえを済ませて向かった先は。

足立美術館

松江市のお隣の安来市にある美術館。

横山大観などの美術品ももちろん見ごたえありますが、なんといっても足立美術館といえば日本庭園が有名です。

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米国の日本庭園専門雑誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズガーデニング」が行っている日本庭園ランキングで、初回の2003年から昨年まで、15年連続で不動の第一位に選ばれているほど。

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天気も良く、鮮やかに生い茂る緑と、晴天の青が目にまぶしく。

まさに心が洗われるとは、このことでしょうか。

空気も美味しい。

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お昼に飲んだビールも手伝って、ほろ酔い気分の気持良い庭園散歩は最高です。

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小田和正 ENCOREツアーin松江市総合体育館

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今回の1番の目的はこれ。

小田和正の全国ツアーが松江にやってきました。

地方の小ぶりの会場では、ステージまでの距離も近く独特の魅力があります。

そして、小田和正のコンサートではオンステージシートと呼ばれる席があります。

会場との一体感を出すためにステージ上にも観客席を設けているのです。

この席に座れる人は抽選で決まるようで、もちろん会場入り前に抽選に応募しました。

当選した場合は、スタッフが会場内の席まで呼びに来てくれるそうです。

コンサートが始まる前に会場で流れている音楽。

これも、コンサートの楽しみの1つ。

おそらくアーチストが選曲をしているのだと思うのですが、それぞれのアーチストらしい選曲にうなづきながら、開演前の臨場感あふれるなかでの待ち時間もなかなか楽しいひと時だったりします。

この日、席に着くと流れていたのはデビット・ボウイとミック・ジャガーがデュエットしたヒット曲「Dancing In The Street」。

懐かしー、とミュージックビデオで2人がしていたダンスを友達と真似し合いながら待っていると、

 

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なんと、

当たってしまった。

それからは、コンサートが終わるまで興奮しっぱなし。

今年で71歳になる小田和正さんが目の前に、71歳にして3時間以上歌いっぱなしです。

声が出る出る、のびるのびる、そして走る走る。

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思いがけず、小田和正と同じステージに上がることが出来ました。

これは、喜ぶ~。

あっあ~。

大人かっこいい島根への大人旅でした。

 

 

 

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2018年8月10日  by rolca_story_admin

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