rolcaのオフィス兼ファクトリーがあるのが岡山県倉敷市の南部に位置する
児島という街です。
倉敷というと川沿いに並ぶ古い街並みがきれいな観光地を想像される方も多いと思いますが、ここ児島は倉敷の市内にありながらもそれとは趣の違った瀬戸内の穏やかな海と山に囲まれた風光明媚な街になります。
なので、倉敷をイメージしてくるとちょっとびっくり。
倉敷の駅前から児島までは車でたったの30分強くらいの道のり、この距離感にしても
軽く越境の地という雰囲気をただよわせています。
倉敷市内にありながら北側は山に南側は海にぐるりと囲まれているのもその理由ですが、
会社社でも倉敷駅周辺に在住のスタッフがいると
「えっ 、わざわざ倉敷から来たの!!」
と驚かれています。
ここも倉敷ですけど、
話し方(方言)も違うみたいで倉敷駅前に行くと
「児島の人?」と聞かれます。
昔からよく「児島は治外法権だから」とか言われることもありました。
「あの人は児島の人だから 」という言い方をされる人も
もちろん、いい意味でだと思っていますけど。
今日はそれほどまでにローカルで愛すべき街「児島」の紹介をします。
古くからの繊維の街。
江戸中期に綿花の栽培を始めてから紡績、織物、縫製へと時代とともに業態は変わりましたが繊維産業で栄えてきた街です。
今でも同級生が集まると生地屋さん、縫製会社さん、ボタン屋さん、仕上げ職人、刺繍職人などここだけで服が作れそうなメンバーが勢ぞろい。
実際rolcaの立ち上げの時には多大なる協力をいただきました。
児島にいなかったらrolcaはできていなかったかも、
できていても全く違うものになっていたのは間違いありません。
rolcaにとって児島は重要なファクターの1つ。
ですので、もう少し続けます。
瀬戸内の海の恵みの恩恵も豊富に受けて魚料理はもちろん最上級です。
年間の晴れの日が日本で1番多いといわれる岡山の中でも特に雨が少なく晴天続きの
温暖な気候も自慢の一つ。
住んでいる人たちもそれぞれに個性的。ひとくせあるけど基本的にはいい人が多い、
はずです。
今後このblogでそんな児島の人やこと、歴史なんかもふまえて紹介していきますのでお楽しみに。