素材 表地:綿 100% 中綿:ポリエステル 100%
素材 裏:フェルト
生産国:日本製
*洗濯不可
*水滴はシミの原因になりますので、すぐにふき取り陰干ししてください。また、金属製のものが濡れた状態で接触すると、金属とタンニンが反応して染まる可能性がありますのでご注意ください。
*刺繍部分をひっかけたり、ブローチピンを強く引っ張ると、糸が抜けることがあります。繊細な作りとなっておりますので、優しくお取り扱い下さい。
*染めの性質上、時間の経過とともに色が褐色に変化していきます。
*手染め、手刺繍のため、染めの濃淡や刺繍のバランスなどが1点1点若干異なります。
*ご使用のパソコンや携帯端末・ご使用環境により、実際の色と異なる場合がございます。
単位:cm 上記寸法は実寸です。(平置き)
<トモタケ>
"トモタケ"とは、布を主な素材として作家活動をしている朝武雅裕さんとデザイナーである朝武広子さんご夫婦が一緒にものづくりをしている時の名称です。布を染めたり刺繍をしたり、それらが色々なものに形を変えて様々なシーンにとけ込んでいく様子を楽しみながら作っています。
中でも「泥染め」を主体とした布雑貨は、どこかノスタルジックで温かみを感じさせてくれます。そこに加わる手刺繍がさらに味わいのある装飾となり、ひとつひとつ微妙なニュアンスの違いが楽しめる愛着の湧くアイテムたちです。
【泥染めとは】
雅裕さんが染色を学んでいた学生時代、奄美大島やアフリカの伝統的な泥染の技法をヒントに、田んぼの泥を使って布に落書きを染めつけた事が始まりです。
下染めには、五倍子(ヌルデの木にできる虫こぶ)から抽出されたタンニンを使い、鉄分を含ませた泥を使って指で泥を塗り込むと、タンニンが泥の中の鉄分に反応して黒く染まります。
描くモチーフによって、指でそのまま描いたり、型を使ってシャープに染め分けたり、濃淡をつけてみたり、色糸で刺繍をしてみたり、日々試行錯誤を重ねながら表現方法を見つけています。
五倍子のタンニンで下染をした布は、時間をかけて飴色に、鉄分で黒く染まった部分は、青みがかったチャコールから優しいブラウングレーに変化していきます。
手染め、手刺繍のため、同じ柄でも染めの濃淡や柄の配置、バランスなどが1点ずつ異なります。