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ウール素材コレを読めば丸わかり!

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ご存じの通りウールは、羊からとれる天然繊維。ウール素材の歴史やメリット・デメリットなど、読めばウールのことが丸ごとわかる情報をお届けします。おしゃれに欠かせないウールは、どんな素材なのでしょう。

ウール素材について

ウールとは、羊の毛のことをいい天然繊維に分類されます。ウールといっても羊の種類によって毛質が異なり、繊維の細さによってランク分けもされています。

ウールの産地や歴史

ウールといえば、一般的にメリノ種の羊毛のこと。オーストラリア・ニュージーランドフランスのメリノ種が有名です。

なかでもオーストラリアは、世界中の羊毛の約40%を生産している世界最大の羊毛生産国。その内の約70%が、メリノウールです。日本に輸入される羊毛も約80%は、メリノ種となっています。

メリノウール素材

メリノウール素材とは、メリノ種の羊から取れる最も高級なウール素材のことを指します。羊毛の代名詞とされるメリノウールは、最高の品質を誇り、羊毛のなかでも細く繊細な繊維が取れる種類として有名。

ほかの羊毛と比べて柔らかく光沢があり、衣料用に使われることが多く、毛織物といえばメリノといってよいでしょう。

ウール素材のメリット

冬は暖かく夏でも涼しいという、とてもすぐれた性質をもつウール素材。さらに型崩れやシワになりにくく、汚れにも強いというメリットがあります。

すぐれた保温性と伸縮性

ウールの繊維にはクリンプ(縮れ)がたくさん空気を含み、毛が絡みあっているので保温効果が高く伸縮性があります。

撥水性があり汚れにくい

撥水性にすぐれたウールは、雨や水滴、泥などの水溶性の汚れを弾くので汚れがつきにくいという特徴があります。

夏でも涼しい

水を弾く性質がありながら、空気中の湿気をよく吸収してくれるウールは、水分が蒸発するときに気化熱を奪うため夏は涼しく感じます。汗をいっぱいかいても、湿った感じが少ないのも魅力です。

型崩れしにくい

ウールはとても弾力性があり、型崩れやシワになりにくい素材。回復力が強いためシワになっても、蒸気を当てると簡単に戻ります。

ウールは土に還る

天然のタンパク質からできているウール。土壌中の微生物によって分解され、土に還ります。

ウール素材のデメリット

ここからは、ウール素材のデメリットについてご紹介しましょう。

毛玉ができやすい

ウールの繊維の表面は鱗片で、覆われています。これは、スケールやセレーションと呼ばれウールの特徴のひとつ。スケールは、人の髪の毛のようにうろこ状になっているため他の繊維に比べてからみやすく、毛玉になりやすいのです。

縮んだりフェルト状になる

ウールは、水に濡れるとスケールが開き水分を含んだ状態でもみ洗いなどすると、スケールが絡み合い硬くなってフェルト状になってしまいます。

洗濯には気を付ける

水の影響を受けやすいウールは、水温や洗い方によって縮みやすい素材。自宅で洗濯するときは、慎重に行いましょう。

虫食いに注意

ウールは、虫食いにあいやすいので衣替えなど保管する際は注意が必要です。

ウールは地球にやさしいエコ素材

羊から刈りとられるウールは、100%天然素材。自然環境への負荷が少ないうえに、「冬暖かく・夏涼しい」という快適性を備えているウールは、地球にやさしいエコ素材といえるでしょう。

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2016-07-26  by rolca_blog press

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