国産ジーンズ発祥の地「岡山」で生産されるデニム生地は、その品質の良さには、海外のデニムクリエイターも厚い信頼をよせています。今回は、岡山のデニム生地やジーンズの特徴についてまとめました。
岡山が誇るプレミアムなデニム生地
近年デニムファンの間で、人気が高まっている「岡山デニム」。さまざまなメディアで紹介されるようになったこともあり、岡山といえばデニム製品をイメージする人が多くなっているのではないでしょうか。こうした岡山のデニム製品の人気を支えているのが、品質に拘りぬいて作られる、プレミアムなデニム生地。
岡山デニムのファンは国内外に沢山います。こうしたファンのほとんどが生地の肌ざわりや柔らかさ、絶妙な色落ちなどについてとりわけ高く評価しているようです。また一般ユーザーだけでなく、デニムブランドやデニムクリエイターといった、作り手からも評判の高い岡山のデニム生地。
世界でもトップクラスの優れた品質には絶大な信頼がよせらています。「自分の作るジーンズには、岡山のデニム生地しか使わない」という海外クリエイターもいるほどなのです。世界のプロも品質を認めるプレミアムなデニム生地というわけなのですね。
岡山の伝統の技が活きるデニム生地
江戸時代広く行われていた綿花栽培にはじまり、古くから繊維産業で栄えてきた岡山。その地で作られるデニム生地には、長い歴史の中で受け継がれてきた、高い技術が活かされています。
藍染めの技から生まれる「芯白」
岡山のデニム生地づくりで、とくに世界で高く評価されている特徴の一つが、染めの技術。伝統的な藍染めの繊細な技を活かして、芯をあえて染めずに白く残す「芯白」という手法には定評があります。
芯白で染められた糸によって生まれる「色落ち」は、時を重ねてより深くなってゆくデニムの味わいを醸しだす重要なポイントとなっているのです。
旧式の機械で織るセルヴィッチデニム
岡山のデニム生地では、「赤耳」と呼ばれる布端が特徴のセルヴィッチデニムも有名。あえて旧式の機械を使って作るセルヴィッチデニムは、独特の風合いと圧倒的な存在感が魅力です。
しかし、織るのが難しく手間もかかります。熟練の職人が、一反一反かかりきりで織るこの生地にも、繊維産業に長くたずさわってきた岡山の伝統が活きています。
日本ならではの感性で表情豊かに
セルヴィッチデニムなどの伝統的な生地だけでなく、ストレッチや温感・冷感など、機能性を高めた生地もさまざまに開発されています。肌になじむ柔らかくしなやかな肌触りや、ハードな加工にも耐え、長年愛用できる丈夫さも魅力。
日本ならではの細やかな感性から生まれる表情豊かな岡山のデニム生地。世界のデニムシーンをリードしているとも言われているのです。
プレミアムなデニム生地で作るジーンズ
そんな岡山のデニム生地で作ったプレミアムな「岡山ジーンズ」も世界の注目を集めています。生地は、デザインや縫製、ウォッシュなどの加工まで、すべて岡山で一貫生産される岡山ジーンズ。国産ジーンズ発祥の地「岡山」では、今でも個性豊かなジーンズが生まれ続けています。
ロルカのジーンズも、そんな岡山のアトリエ発。生地から縫製までこだわりぬいた一着で、大人のおしゃれをお楽しみください。ロルカオンラインショップもぜひチェックしてみてください。