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リネンシャツが縮むのを防ぎたい!

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リネンシャツが縮むのを防ぐお手入れのコツをお伝えします。天然繊維であるリネンは、最初の洗濯で4~6%縮むと言われています。縮みやすいリネンシャツでも、ほんの一手間かけてあげればトラブルなく自宅洗いできます。

綿よりリネンのほうが縮む率が高い

綿100%の場合、縮率は2~3%ほど。しかし、リネンは天然繊維の中でも水による縮率が高く、リネン100%だと5~10%程度縮む場合もあります。綿と比べても、より縮みやすい性質があるといえるでしょう。

そのため、普段着でも綿製品よりリネン製品のほうが縮むと感じる方も多いのではないでしょうか。織りにもよりますが、天然繊維であるリネンは必ず縮むといっても良いかもしれません。しかし、少しの手間をかけてあげるだけで、とても長持ちする素材でもあります。

洗濯の仕方を見直そう!

リネンシャツが縮む原因のひとつに考えられるのが、洗濯の仕方です。洗い方によっては、より縮む原因につながるので気をつけて下さい。

縮むのを防ぐには低温洗浄で

リネンシャツを自宅洗いするときは、低温洗浄(常温)するのが大切。30℃以下の水温にして使用する洗剤をよく溶かしましょう。

洗濯機よりも手洗いで

たたんだリネンシャツを、優しく押し洗いします。20回~30回ほど押したり、持ち上げて揺らしたりを繰り返しながら手洗いしましょう。

水を捨ててすすぎをします。2回ほど水を変えながら、洗いと同じように押し洗いを繰り返します。よく洗って洗剤を落としきって下さい。洗剤が残っていると酸化してシミの原因になります。

洗濯機などで回転を強くかけると、色落ちしやすく縮みも発生してしまう場合があります。少しでもリネンシャツが縮むのを防ぎたい場合は、洗濯機より手洗いするほうが安心です。手洗いは縮みを減らし、繊維を長持ちさせるコツです。

手で押して水気をきる

洗濯機の脱水を使う場合は、リネンシャツはたたんだ状態で30秒程軽めにかけます。しかし、洗濯機の脱水で絞るよりも衣類を手で押して水気をきるほうが良いでしょう。

リネンは濡れると硬くなり、洗濯時や脱水時の回転によって摩擦されると毛羽立ちが起こりやすくなります。リネンは綿に比べて汚れが落ちやすいので洗濯時間は短めで大丈夫。縮みや繊維の傷みを防ぐためにも、弱い回転で短時間の手洗いがおすすめです。

日陰でハンガー干しを

脱水時間を短くするとリネンシャツは、水分の重みでしわが伸び自然にパリっとした仕上がりになるというメリットもあります。色あせないよう日陰で干すのも重要。リネンシャツの形を手で整えて、できるだけしわを伸ばしながら干しましょう。

アイロンがけにも一工夫

リネンシャツは完全に乾ききった状態より、半乾きの状態で少し引っ張りながらアイロンがけしたほうが、縮みもだいぶ解消されます。乾ききると頑固なしわができるので、乾く前にアイロンをかけるほうがストレスなくお手入れできます。

縮み知らずで快適に着こなす「リネンシャツ」

これまでリネンシャツを縮ませてしまった経験のある方は、洗濯の仕方を見直してみると良いでしょう。今回ご紹介した方法で、リネンシャツが縮むのを防ぎ、洗濯などでのトラブルも減らすことができれば、今まで以上に快適にリネンシャツの着こなしが楽しめます。

ロルカオンラインショップでは、ずっと着ていたくなる着心地の良いリネンシャツを豊富に扱っています。ロルカの洗えるリネンシャツは、最初の縮みが大きく出ないように1度洗った状態で販売しています。やさしい肌触りのリネンシャツをぜひお試しください。

リネンシャツ

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2016-03-08  by rolca_blog press

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