教えて！リネンシャツを上手にお手入れする方法

これからの季節に大活躍するリネンシャツ。毎日快適に着るために大切なのがお手入れ方法です。サラっと1枚で着たくなる着心地のよさが魅力のリネンシャツ。上手にお手入れするにはどうすれば良いのでしょう。

リネンシャツのお手入れのコツ

リネンシャツは、着心地や涼し気なシャリ感が魅力です。しかし、その風合いがしわになりやすそうというイメージも。

実際に、「しわになりやすく取れにくい」というのがリネンの性質です。普通に洗濯して干すだけではしわが付いてしまいます。リネンシャツの特徴でもある、しわのある風合いで着こなすならアイロンは必要ないでしょう。

リネンシャツはすぐ乾くので、乾燥させ過ぎると硬いしわの原因となり、場合によってはアイロンがけが必要になるでしょう。しわになりやすいので脱水もゆるめにするのがおすすめ。乾燥機は、生地が傷んだり縮む恐れがあるのでNGです。

リネンのシャリ感を楽しみたいなら、完全に乾いてしまう前にアイロンがけをするのがポイントです。アイロンの温度設定は、衣類にある取扱い表示の温度を守ってください。

リネンは生乾きのときに少し引っ張りながらアイロンをかけるとまっすぐになり縮みもだいぶ解消されます。

このお手入れ方法なら、リネンシャツにしわが付くのを防げますし、アイロンがけも簡単です。脱水時間も短くてアイロンもストレスなくスムーズにできるので、お手入れの時短にも効果的。

完全に乾いてしまったリネンシャツをアイロンがけする場合、霧吹きなどでいったん湿らせてあげてから行うと良いでしょう。

リネンシャツをフォーマルに着こなしたい場合は、アイロン用の仕上げ剤を使うとしわがとれやすくなり、仕上がりが長持ちします。

しわになったり傷まないようお手入れに気を付けていても、収納の仕方や保管場所が悪いと着たいときにすぐ着られず、リネンシャツ自体も長持ちさせることができません。収納もしわになりにくい方法が望ましく、普段から収納・保管場所にも気を付けましょう。

アイロンをかけたらすぐにたたんで収納したいですが、実はこれもしわの原因になります。アイロンの熱や湿気など逃がすためにも、軽く干してからたたむようにしましょう。

リネンシャツは、しわにならないように吊るして収納するか、通気性が良く乾燥した場所にしまうのがベストです。直射日光も避けたほうが良いでしょう。

洗濯をしてからリネンシャツを軽く丸めて保管しますが、しわがつかないように重いものから下にして、軽いリネンシャツが上になるように重ねて置きます。

のり付けしたままのリネンシャツをそのまま長期間しまっておくと、虫食いの原因になることがあるので注意しましょう。

お気に入りの1枚になること間違いなしのリネンシャツ。お手入れも上手にしてあげて長持ちさせたいですよね。今回ご紹介したお手入れ方法を取り入れて、少しでも長く愛用いただければ幸いです。

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