夏のおしゃれで、活躍してくれた夏服たち。衣替えはどのようにおこなっていますか?夏服の正しい収納は、しっかり洗うこととしまい方がポイント。次の年も、気持ちよく着られる夏服の収納方法をご紹介します。
夏服の収納・洗濯編
まず、夏服を収納する前に徹底したいのが「洗濯」です。汚れていないように見える夏服でも、一度着ていれば皮脂や汗の汚れが染み込んでいる可能性があります。
そのまま収納してしまうと、黄ばみや虫食いの原因になってしまいますので必ず洗濯をしましょう。収納前の洗濯のポイントはこちらの3つです。
ポイントその1.夏服の皮脂や汗はしっかり落とす
夏服を収納する前の洗濯では、皮脂や汗がつきやすい襟や脇に中性洗剤をなじませてから洗濯をするようにします。そのほかにも、気になる汚れに合わせたこのような洗濯方法があります。
<夏服全体の汚れが気になる場合>
全体の皮脂汚れが気になる場合は、洗濯をするときの半分の水に通常の洗濯で使う量の洗濯洗剤(衣類にあったもの)を入れ、約1時間ほどつけておきます。そのあとは、通常の水量まで水を足して、そのまま洗濯機で洗濯をしましょう。
<夏服が薄く黄ばんできた汚れの場合>
白地のコットンやポリエステルの生地で夏服の黄ばみが気になる場合は、粉末の酸素系漂白剤を使いましょう。50度のお湯に洗剤を溶かし、黄ばんだ個所を20分ほどつけるだけです。頑固な黄ばみでも、汚れ始めでしたらこの方法で黄ばみを落とすことができます。
ポイントその2.夏服のすすぎはきれいな水で
夏服の収納の洗濯は、雑菌が多いお風呂の残り湯を使うのはNG。きれいなお水を使うようにしましょう。
ポイントその3.きちんと乾かして収納
洗濯後は、シワにならないように繊維を伸ばし、しっかり乾かしてから収納しましょう。夏服をしっかり乾燥させることで、カビや黄ばみを防止します。
汗汚れのダメージを受けやすい夏服は、汚れてきた!と思う前に、日頃の洗濯でよく洗い、すすぎ、きちんと乾かすようにしておくとよいでしょう。
洗濯しても汚れが落ちない場合には、収納前にクリーニング店を利用するのもよいでしょう。
夏服の収納・しまい方編
しっかり洗濯した夏服はきれいに収納しましょう。しまい方で気を付けたいポイントはこちらの3つです。
その1.夏服のたたみ方
夏服のたたみ方には、「長方形」に折るたたみ方と「丸める」たたみ方があります。衣替えといった長期での収納の場合は、どちらのたたみ方でも大きめにゆったりとたたむことがポイント。
やさしくたたんで、たたみシワを予防しましょう。たたんだ夏服は立たせるように収納すると、見やすく虫食い予防に効果があります。
その2.収納は風通しよく
夏服の収納は、ぎゅうぎゅうと詰め込み過ぎないように注意。置き型や吊るし型の除湿剤を上手に併用して使いましょう。天気のいい日中に、クローゼットの扉を開けて湿気を逃がすのもよいでしょう。
その3.夏服を害虫から守る収納
洗濯とあわせて防虫剤を使うことで、虫食い予防の効果をアップさせましょう。防虫剤は空気よりも重く下へ下がるため「たたんだ夏服の一番上にのせる」が、正しい使い方。
また防虫剤を入れたボックスは、何回も開けてしまうと防虫ガスが逃げてしまうので、一度閉めたらそのままにしておきましょう。
過ごしやすい夏服は正しい収納で
暑い夏を乗り切るための夏服は、ついお気に入りのものばかり着てしまいがちになります。秋の衣替えの収納で、夏服がゆっくり休めるように、しっかりお手入れをしてから収納するようにしましょう。
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