洗濯機から取り出した衣服に、黒いカビがついていたらお手入れの時期。黒カビや雑菌から衣服を守るためにも、洗濯機のお手入れは大切です。では、そのお手入れの方法についてお話していきましょう。
黒カビや雑菌が与える悪影響とは?
洗濯機に発生した黒カビは、見た目にはただの黒い汚れですが、私達にいろいろな悪影響を与えています。
嫌な臭いや汚れの落ちが悪くなる
何度、洗濯しても、ふっと嫌な臭いがする。そんな経験ありませんか?それは、洗濯機には黒カビ以外にもいろんな雑菌が繁殖しているため、嫌な臭いが衣服についてしまうから。また、衣服の汚れがなかなか落ちないなど、衣服にも悪影響を与えています。
アレルギー症状を引き起こす
洗濯機の黒カビや雑菌はそのまま衣服に付着して、アレルギー性の皮膚炎を起こす原因にも。タオルを口に入れたり、なめたりすることの多い、小さなお子様のいらっしゃるご家庭はとくに注意しましょう。
洗濯機のお手入れ方法について
一度黒カビが発生すると、すべてを取りきるには専門の業者さんに依頼するしかありません。しかし、自宅でこまめにお手入れすれば黒カビの発生をある程度、防ぐことができます。
目安は2ヶ月~3ヶ月に1度。湿気の多い梅雨時には1ヶ月に1度。それでは、一般的な縦型全自動式洗濯機のお手入れ方法についてご説明していきましょう。
【洗濯機の内側と外側】のお手入れ
洗濯機のフタや内側の汚れはもちろん、洗濯機の外側やその周辺もお手入れが必要です。
洗濯機のフタや外側のカビを取る
糸くずフィルターや柔軟剤入れケースなどをはずして中性洗剤で洗います。内側の小さい溝の汚れは、割り箸に布を巻いて拭い取りましょう。さらに、洗濯機の裏側の壁も注意してカビをふき取りましょう。
【洗濯槽】のお手入れ
二重構造のため、その裏側を見ることができない洗濯槽は、黒カビや雑菌を除去する酵素系漂白剤を使ってお手入れしましょう。では、その手順を順番に説明していきます。
(1)40℃~50℃のお湯を入れて「洗い」5分
40℃~50℃のお湯を最高水位まで入れ、「洗い」で5分程洗濯機を回します。お湯を使うのは洗濯槽の裏側についている汚れやカビを、浮き上がらせて落としやすくするため。
(2)酵素系漂白剤を入れて「洗い」を15分
酵素系漂白剤を500g~600g入れ、「洗い」で一番長い時間15分ほど洗濯機を回します。排水が始まる前に洗濯機を止め、2時間以上そのままにしておきましょう。黒カビや汚れが浮いてきますので、その量で汚れ具合を確認します。汚れがひどいようなら、5時間くらいはそのままにしておきましょう。
(3)「洗い」10分のあと、汚れをすくい取る
時間を置いたら、「洗い」で10分ほど洗濯機を回し、排水する前に止めます。ネットで浮いてきた汚れをきれいにすくい取りましょう。
(4)洗濯コースで脱水まで
洗濯コースを選択し、洗い→すすぎ→脱水まで終わらせます。残った汚れはティッシュなどでふき取ります。まだ気になるときには、再度、洗濯コースで脱水まで終わらせましょう。
湿気を防ぐため洗濯機のフタは開けておく
黒カビの発生を抑えるには、洗濯機の内部に湿気をためないこと。日頃から、支障がない限り洗濯機のフタは開けておきましょう。また、洗濯機を置いてある部屋の換気をよくすることも大切です。
洗濯したての清潔な衣服でイメージアップ!
洗濯機のお手入れは、衣服や私達にとって大切なことでした。とくに、衣服の臭いはマイナスイメージ。おしゃれな服をおしゃれに着こなすには、洗濯機のお手入れは欠かせません。
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