ハンガーの選び方のポイントは、洋服とハンガーの形がフィットしているものを選ぶこと。洋服を「収納をするため」ではなく、「形を崩さないため」として使う、ハンガーの正しい選び方と使い方についてまとめました。
ハンガーは洋服にあった選び方が大切
お手持ちのハンガーがどのような洋服に適しているのかチェックする方法は、「一度ハンガーにかけてみる」ことです。こちらのポイントを参考に、ハンガーの形と洋服がきちんとフィットしているか、チェックしてみましょう。
- 肩幅の長さ
- 首周りの形
- ハンガー自体の厚み
- 肩のライン
ハンガーが大きく、洋服が引っ張られてしまったり、小さくて洋服がよれたりしていたらハンガーとの相性が悪い証拠。深いシワや型崩れの原因になってしまいます。とくに、肩幅のサイズはハンガーの選び方の中でも、重要なポイントになっています。
肩幅のサイズで変わるハンガーの選び方
ハンガーを選ぶとき、よく参考にされるのが肩幅です。洋服のサイズに合うハンガーサイズの目安をみていきましょう。
<女性>
- 洋服サイズ・・・・・ハンガーサイズ
- S・・・・・36~38cm
- M・・・・・38~42cm
- L・・・・・42~45cm
- LL・・・・・45~47cm
- <男性>
- 洋服サイズ・・・・・ハンガーサイズ
- S・・・・・38~42cm
- M・・・・・42~45cm
- L・・・・・45~47cm
- LL・・・・・47~52cm
基本、ハンガーは洋服よりもやや小さめ。洋服の肩幅から「-1cm~2cm」のハンガーを使うことが、理想とされています。
洋服の種類で変わるハンガーの選び方
肩幅のサイズ以外のチェックポイントを交えて、洋服の種類でみるハンガー選び方をご紹介します。
シャツに適したハンガーの選び方
襟が立体的なシャツやブラウス。ハンガーも襟の部分にふくらみがあるものを選ぶようにします。ハンガーの厚みは薄くても問題はありませんが、滑り止めのフェルトなどがついているハンガーであれば落ちにくくなります。
ジャケット・アウターに適したハンガーの選び方
重みのあるジャケットやアウターをかけるハンガーは、しっかりと丈夫なものを選びましょう。 重みでハンガーが歪んでしまうと、洋服の型崩れを招いてしまいます。 肩から背中の部分に自然なラインが生まれるように、ハンガーは厚みがあるものが適しています。
ズボン・スカートに適したハンガーの選び方
折らずにかけられるものが多い、ズボン・スカートのハンガー。収納スペースをコンパクトにする多段式のハンガーもありますので、収納場所を考慮しながら選ぶとよいでしょう。
ニットに適したハンガーの選び方
襟の付いていないニットやカジュアルな洋服は、襟の部分が立体的ではなく厚みの薄いハンガーが適しています。シャツ・ブラウス用のハンガーと同様に、クローゼットの中などでズレ落ちないように、滑り止めが付いているハンガーがおすすめです。
どの種類の洋服でも、共通する基本のハンガーの選び方は、「人間が着ている状態に近いハンガー」を使うことです。
年に数回の衣替えのタイミングで、洋服がゆっくり休憩をするハンガーのチェックをしてみてはいかがでしょうか?
洋服にあわせたハンガーの選び方をしましょう
一日のはじまりに、クローゼットから取り出した洋服がきれいな形でいると気持ちがよいですね。ハンガーは、かける洋服によって選び方や使い分けを工夫し、シワや型崩れをしないように収納しましょう。
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