お気に入りの洋服は、長持ちさせたいものです。そこで気になるのが衣替えの方法。洗濯してから収納すべきかどうかなど、迷うことも多いのではないでしょうか?衣替え方法について、まとめましたのでご参考ください。
衣替えは必ず洗濯してから収納を!
衣替えの衣類は、長時間保管するもの。そのため洗濯しないで衣替えしてしまうと、カビや変色などのトラブルを招く危険性があります。
洗濯しないとカビが発生しやすい条件が揃う
以下の3つの条件が揃う環境では、カビが発生しやすくなります。
- 栄養分(汚れやホコリ、洗剤の洗い残り)
- 湿度(湿度80%以上)
- 温度(20度~30度)
衣替えのとき、洗わずにしまった洋服には汗や皮脂、食べこぼしといった汚れが残ったまま。それらはすべて、カビの大好きな栄養分です。
そのうえ湿度や温度が高い時期を迎えると、カビが発生しやすい3つの条件が揃い、あっという間に洋服にカビ!という事態になりかねません。衣替えのときは、しっかり洗濯して汚れを落とすことが重要です。
虫食いとシミを防ぐためにも
汚れが衣類についていると、落ちないシミになるだけでなく虫食いの原因に。食べこぼしなどのシミを、そのままにしておくのは危険です。
また、洗濯してから収納しないと、衣替えのときは見えていなくても時間の経過によって後から出てくるシミがあります。汗をかきやすい首まわりや脇は、汗ジミになりやすい場所。
黄ばみ、ニオイに変化してしまうこともあるので、衣替えのときは必ず洗濯をして汚れをしっかり落としましょう。全体的に汚れが気になるときは、約1時間ほど浸け置きしてから洗濯するのもおすすめです。
夏服の衣替えは収納前にも洗濯を
汗や皮脂が付着しやすい夏服をしまう衣替えでは、特に注意が必要。きちんと洗ったつもりでも、衣類の汚れが落ち切れていないことがあります。
汚れ落ちに不安のある衣類は、洗濯していても収納前にもう一度洗濯し直してから衣替えすることをおすすめします。
しっかり乾燥させてから収納する
きちんと洗濯して汚れを落とすことも大切ですが、湿気が残っているとカビの原因になるので、収納する前にしっかり乾燥させることもポイントです。
シワ伸ばしのためにかけるアイロンも、衣類をカビから防ぐのに効果的。衣類の湿気を飛ばせるだけでなく、防虫対策にもなるのでおすすめです。
素材によって洗濯の仕方にも気を付ける
素材によって洗濯の仕方は、変わってきます。まずは、衣類についているタグの取り扱い絵表示をチェック。素材それぞれの正しい洗濯方法を行ってから衣替えをするほうが、衣類も長持ちさせることができます。
クリーニングに出した衣類もしっかり乾燥させて
クリーニングに出した服は、ほぼビニール袋に入って返ってきます。ビニール袋に入れたまま衣替えしてしまうと、通気性が悪く収納している間に湿気がこもりカビの原因になることも。
クリーニングから戻ってきた衣類は、すぐにビニール袋から出して風通しの良い場所で、2~3日干して乾燥させるのがおすすめです。
これからは洗濯してから衣替えを!
お気に入りの洋服は、次のシーズンも快適に着られるようにしたものです。そのためにも、正しい衣替えが大切。
「今まで衣類は、洗濯せずに衣替えしていた」という方や、洗濯の仕方には気にしていなかったという方も、ご紹介した方法を参考に衣替えしてみてはいかがでしょう。
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