洋服の色移りは、誰でも一度は経験があるのではないでしょうか?洗濯のときに起こることと思われがちですが、それ以外にもあるのです。お気に入りの洋服を長く楽しむために、色移りについて詳しく説明していきます。
色移りは落ちにくい!
気をつけていても、洋服へ色が移ってしまった場合に、どのように対処するべきかをを知っていると、大切なお洋服を復活させることができるかもしれません。
しかし、色移りしてしまった洋服は、元に戻すのはなかなか難しいものです。正しい対処法を知る前に、まずは色移りの原因について説明しましょう。
1.色移りが起こる原因
洗濯をする際に、色落ちしやすい洋服とまとめて洗ってしまうことは、色移りしやすい原因の一つです。
ほかにも、きちんと分けて洗ったのに、濡れたまま洋服同士が触れ合った状態で置いておくことも、色移りが起こる原因となります。
2.色移りが起こる原因
洗濯だけでなく、生地同士が触れ合って摩擦が起こり色移りの原因となることがあります。
たとえば、汗や雨で濡れてしまった洋服と、色落ちしやすい布製バッグが触れてしまい色移りしてしまったという経験はないでしょうか。
乾いた状態よりも濡れている状態の方が、より色移りしやすくなります。
色移りしやすい素材と染料
洋服同士の組み合わせや、色移りしてしまったときの状況によっても原因はさまざまですが、色移りしやすい素材や染料について知っておくのは、正しい対策のために重要です。
凹凸の感じられる生地や立毛品、革製品、絹の素材なども色移りしやすくなっています。顔料やインディゴで染められた洋服も色落ちしやすいので、洗濯や着用前にチェックしておくとよいでしょう。
色移りの正しい対処法
もしも色移りしてしまった場合は、正しい対処法が重要になってきます。今回は、自宅でできる色移りの正しい対処法と、色移りを起こさない対策についてご紹介していきます。
大切な洋服をできるだけ復活させるためにも、ぜひ参考にしてください。
色移りの落とし方(白い洋服の場合)
白い洋服に色移りしてしまった場合は、乾く前にその洋服だけでもう一度洗濯すると、汚れが落ちることもあります。
それでも落ちないときは、塩素系漂白剤が効果的です。30分~1時間ほど漂白剤に漬けてから、すすぎ洗いで落としていきます。漂白剤が使えるか、洋服のタグなどで確認しておきましょう。
色移りの落とし方(色物の場合)
洋服が乾く前に、まずは手洗いでもう一度洗います。そのほかに、50度くらいの熱いお湯を使い、色移りしてしまったときと同じ洗剤を3倍ほどの濃さで、すぐに洗ってみましょう。
別の洋服の色ではなく、同じ洋服の色が移ってしまった場合は、さらに色が広がってしまうことがありますので気をつけます。ただ、色物の色移りを落とすのはとても難しいので無理は禁物です。
色移りの落とし方で気をつけること
塩素系漂白剤は、長く洋服をつけ置きすると生地が傷んでしまうこともあるので、2時間以上は漬け続けないように気をつけましょう。
色物などはとくにですが、どうしても色移りした跡が取れない場合は、汚れ落としのプロである、クリーニング店に依頼するのがオススメです。
色移り対策
まず一番に気をつけるのが、白いものと色物の洋服をできるだけ分けて洗うことです。洗濯ネットの活用も色移り防止に役立ちます。
さらに、水の温度が高いと汚れが落ちやすいのですが、その分色落ちの可能性も高くなりますので、水の温度にも気をつけておくとさらにいいでしょう。
あとは、濡れたままにせず、洗濯が終わったらすぐに干すことが大切です。
ロルカのお洋服で過ごす自分らしい毎日
色移りについて原因や対策を知れば、色移りは防げます。正しい洗濯方法を知れば、色んな素材のお洋服も楽しめるでしょう。
ロルカでは、心地よい天然素材をつかったこだわりの洋服を扱っています。ぜひロルカオンラインショップで、お気に入りの一枚を見つけてみませんか。