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ウールは、使われる羊毛の種類によって風合いや特徴が異なり、実はとても奥が深い繊維なんです。代表的なウールの種類と特徴をご紹介しながら、それぞれがどのような製品に使われているのかをまとめました。
羊の種類はおよそ3,000種類
世界には、およそ3,000種類の羊がいると言われています。ウール製品に使用される羊の種類と特徴を知っておくと、製品を選ぶ際の参考として役立ちます。
ウール製品に使用される代表的なウール「ロムニー」「メリノ」「コリデール」について見てみましょう。
ウールの絨毯に使われるロムニー
ニュージーランドで一番多く飼育されている羊の種類で、毛足が長く太くて丈夫なことから、日本では絨毯に使用されています。
ウールの絨毯のおよそ8割にロムニーが使用されており、「ウールの絨毯と言えば、ロムニー」と思ってほぼ間違いありません。
ウールの代表選手高品質で広く愛されているメリノ
メリノは、ウールの種類のなかでも、ひょっとしたら一番耳にする機会が多いかもしれません。広く愛用されているメリノは、羊のなかでも毛がひときわ細くて長く、しなやかさも兼ねそろえた高品質なウールです。
毛質の良さから、紳士服やニットの他に、高級毛布などに使用されることも。メリノは大きく3つの種類に分かれていて、品質が少し異なります。
オーストラリアメリノ
オーストラリアメリノは、他のメリノ種と比べて、白さが際立ち、繊維が長いのが特徴。衣類に一番最適なウールの種類です。
オーストラリアメリノは、やわらかさの順から「ファインメリノ」「ミドルメリノ」「ストロングメリノ」と3つにランク分けされいます。「オーストラリアファインメリノ」は、有名ブランドのニット商品にも使用される高級素材です。
ニュージーランドメリノ
ニュージーランドの南島の山岳地帯のみで飼育されているニュージーランドメリノは、ニュージーランドで生産されるウールの、わずか5%の生産量です。
メリノのなかでも希少価値の高い種類。栄養が豊富な牧草で育った羊の毛は、長くやわらかで丈夫なのが特徴です。
フランスメリノ
フランスメリノは、ごく限られた地域のみで飼育されているため、世界中で生産されるメリノウールのなかでも、生産量は少ない種類です。
羊毛の質も個体によってばらつきがあるため、衣料用にはあまり向きません。日本ではお布団の中綿用として使われています。
ウールの毛糸でなじみ深いコリデール
コリデールは、あまり聞きなれないウールの種類かもしれませんが、手芸店に置いてあるウールの毛糸のほとんどが、このコリデールです。
コリデールは、高品質のメリノと質の高い食肉として人気のある、リンコルンと言う種類を交配させて作られた品種。
毛肉兼用で重宝され、数多く飼育されているため、メリノと比べると、価格も少しお求めやくなっています。メリノの品種を受け継いだやわらかな風合いが、手編みのニットに最適なウールです。
ウールのすてきな風合いと機能性は衣類に最適
いろいろな種類があるウール素材。なかでもメリノ種とコリデール種は、ふわりとやわらかな風合いだけでなく保温性や吸湿性、放湿性に優れ機能性も抜群。衣類に最適なウールの種類です。
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