「地球と人に優しい」といわれるオーガニックコットンとは、どんなものなのでしょうか。誰もが愛用し続けたいと思える、オーガニックコットンの魅力についてまとめました。
オーガニックコットンとは
オーガニックコットンとは、綿花だけを原料として化学肥料や農薬を一切使わずに育てられたコットンのこと。ただ単に農薬を使用しないというだけでなく、厳しい認証基準をクリアしたものこそオーガニックを名乗ることができるのです。
オーガニックコットンの認証基準って?
オーガニックと呼ばれるには、非常に厳しい認証基準をクリアする必要があります。オーガニックコットンが作られる畑では、3年以上化学肥料や農薬が使われていないということが第一条件。
化学物質の影響が完全になくなった農地で、栽培されて初めてオーガニックと呼べるわけです。製造工程においても「遺伝子組換えの種は使用しない」「認証オーガニック繊維を70%以上含む」など、オーガニックであるための基準が設けられています。
オーガニックコットンと普通のコットンの違い
一般的な普通のコットンとオーガニックコットンとは一体何が違うのでしょうか。
普通のコットンができるまで
普通のコットンは栽培の土壌作りから生育・紡績・加工まで化学薬剤を大量に使用します。害虫を寄せ付けないために殺虫剤、見た目をよくするために漂白・染色が何度も施されます。効率よく大量生産できるという理由から、収穫では大量の枯れ葉剤が使用されているのです。
オーガニックコットンは自然とともに作られた真の天然
オーガニックコットンは、栽培から加工まで一切化学薬剤を使用しません。殺虫剤に代わるのは、害虫を食べてくれるてんとう虫たち。
収穫は葉が自然に落ちるのを待ち、人の手によって丁寧に摘み取られています。オーガニックコットンとは自然サイクルに逆らわずに、環境に限りなくやさしい方法で作られている真の天然素材といえるでしょう。
オーガニックコットンがもっと使いたくなる魅力!
オーガニックコットンとは、生産者の製品に対する深い愛情と想いがたっぷりつまった素材。オーガニックコットンがもっと使いたくなる魅力は他にもあります。
赤ちゃんの肌に直接触れても安心
オーガニックコットンは化学肥料や農薬が使われていないので、私たちの体に与える化学物質の影響から遠ざけてくれます。化学薬剤による肌刺激がほとんどないので、直接お肌に触れるタオルやベビー用品として安心して選べますね。
自然環境が守られる
本当に優しいオーガニックコットンとは、製品や人に対してだけではありません。化学薬剤の未使用は、土や水、空気など環境にも良い影響を与えているということ。オーガニックコットンの愛用者が増えれば栽培量も多くなり、それだけ自然環境を守ることに繋がります。
抜群の柔らかさと肌触りの良さ
オーガニックコットンは、天然の油分がたくさん含まれているので心地良い自然な肌触り。繊維に弾力性があるので洗ってもふんわりとした柔らかさが持続し、天然素材ならではの風合いが楽しめます。
優しさと高い安全性を兼ね備えたオーガニックコットンは、もはや特別な素材ではなく日常使いにしてこそ意味があるといえるでしょう。
普段着こそオーガニックコットンを
自然のサイクルに従い育てられたオーガニックコットンは、まさに自然そのもの。普段着や毎日愛用する日用品に地球にも人にも優しいオーガニックコットンを選んでみてはいかがでしょうか。
ロルカオンラインショップでは、オーガニックコットンを使ったアイテムを取り扱っています。心も体も喜ぶオーガニックコットンをぜひ皆さまの毎日の生活に。